Leben(命)、Licht(光)、Liebe(愛)を表す「L」の生命循環のLineによって、Heart Crossを創出した。浜田山病院のシンボルマークは、「一人でも多くの患者さんを助ける」Doctor Spiritを表徴したものであります。また、「医療は、患者さまに正確な情報と技術を提供」し、人々の健康を守りゆくHamadayama HospitalのMissionを、Heart Crossによって明示したものです。            
 Heartは、世界で最も愛好されたシンボルであり、愛情や温情、神への愛、神の人間への愛、信念、正直、理解、敬虔、自己犠牲、献身、親切、寛大な心を表します。西洋の紋章学では、誠実、理性、知性を表し、日本では、明(あかき)、直(なおき)、清(きよき)、正(ただしき)ものを大切し「心こそ第一なり」と言われています。         
 Cross(十字架)は、5千年前から、世界各地で使用されていたのは、人間の姿を表す印(しるし)であったからです。その後4世紀にキリスト教のシンボルとなりますが、十字形の象徴性は、救済、慈悲、信仰を表し、また、希望、真実、健康、幸福、幸運を表し、今日では、国際赤十字の紋章や、多くの病院、救護施設や、安全、安心のシンボルとして多方面に使用されています。                                           このHeartとCrossの素晴らしい意味を包摂して、浜田山病院の未来にかけるVisionと、Doctors Mindを、Life-Light-Loveの、Heart Crossによってシンボライズしたものであります。

一色 宏(いっしき ひろし)

グラフィックデザイナー

NPO法人YDM Association理事長
NPO知恵の輪理事長
NPO日本伝統芸術文化協会理事
NPO徳育と人間力育成研究所理事
NPOライフバランスリサーチセンター理事
ローマニアン・ネットワセンター副会長
ミスアジアパシフィック・ビューティーコンテスト本部理事審査員

昭和12年(1937年)愛媛県松山市生まれ。
洋画・日本画を学びながら、デザインの制作に携わり
、哲学・美学を探求している。現在、創美庵を主宰。デザインオフィス未来創庵・庵主としてデザイン制作に専念

朝日広告賞・準グランプリ賞毎日デザイン賞・準グランプリ賞受賞作品の山田養蜂場のメッセージ広告や、シンボルマークのデザインなど、世界192カ国に広がっている。

著書
「美の実学」
「夢は人生を燃やす原材料」
「一日一訓」 人生哲学365日

「夢は人生を燃やす原材料」
「一日一訓」 人生哲学365日

朝日広告賞・準グランプリ賞
毎日デザイン賞・準グランプリ賞受賞作品

一色宏の代表作   ベストセラー

「美の実学」

デザイン

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