臨床検査科

杉並区の浜田山病院の臨床検査科では検査技師が診断・治療を行う医師や看護師と連携して検査を行いています。正確かつ迅速に患者様に結果を届けられるよう、少数精鋭で日々努力しています。
当院は整形外科の患者様が多く、手術も多く行われています。緊急手術にも対応する為、必要な検体検査、生理機能検査を院内で行える体制を整えています。

臨床検査とは

病気の診断・治療や健康状態の評価を行う為に、人体から採取した『“検体”(検体検査)や直接患者さんの『“身体”(生理機能検査)』を調べる検査全般を指します。

術前(手術前)検査とは

患者様の全身状態を把握し、安全に麻酔・手術が出来るかを判断する為の検査です。
検査内容は手術内容、年齢、現病歴や既往歴、内服歴などによって異なります。
※ 手術に必要な検査などで、入院当日までに何度か来院して頂かなければならない場合も御座います。ご理解とご協力をお願い申し上げます。
※ 患者様の年齢、現病歴や既往歴、現在の内服薬によっては項目が増える場合があります。

① 血液検査・尿検査
血液や尿を検査し、全身の機能状態を確認します。
検査項目:肝機能・腎機能・糖代謝能・脂質代謝能・炎症反応・貧血・止血能・血液型・感染症

② 心電図検査
心臓が動いている時の電気信号を電極で拾い、不整脈など心臓の状態を調べます。
※電極を皮膚に貼り付けますので、胸、手首、足首が露出しやすい服装でお越し下さい。

③ 呼吸機能検査
肺活量と努力性肺活量を測定し、肺の広がりやすさ、気道の閉塞具合を評価します。

④ 動脈硬化検査(血圧脈波検査)
四肢の血圧を測定し、ABI検査とPWV検査をします。
動脈の詰まりや硬さを調べ、血管年齢も算出されます。
※透析を受けている方は必ずお申し下さい。厚手の衣類は脱いで頂く場合があります。

⑤ 超音波(エコー)検査
術前検査では心臓超音波検査を主に行い、必要なら下肢静脈、下肢動脈、腹部、頚動脈なども検査を行います。
検査時間は部位により多少変わりますが、15~20分程度で終わります。
心臓超音波検査は胸にエコーゼリーをつけて、心臓の動きや心臓機能を調べます。

※ゼリーをつけて検査を行います。脱ぎやすい服装か検査箇所がしっかり出る服装でお越し下さい。

⑥ その他検査
輸血検査
手術時や術後の出血による貧血が起きた際、迅速かつ安全に血液製剤を輸血出来る体制を整えております。
また、出血が予想され輸血が必要となる手術においては、事前に自分の血液を採取しておき、出血の際に自己血液を輸血する事で、輸血に関連する合併症であるGVHD(輸血後移植片対宿主病)やウィルス感染症を予防します(自己血貯血)

その他、健康診断や急性症状に対しての検査も行っています。